正しい生き方
正しいチャーハンの炒めかた
正しいアイロンのかけかた
正しいスマホとの付き合いかた
全部それっぽい？
まあ理解できなくはないよ、うん
正しい人との付き合いかた
正しい仕事の仕方
正しい生き方
なんか違和感あるんです
なんででしょう
正しいってほんとはとっても難しい
その人にとっての正しいが何かわからないから
人との付き合いかたなんて人それぞれ
ドライな人、ウエットな人
人情味あふれる人、論理的な人
内向性の高い人、外向性の高い人
人それぞれ違うヒトなのに、
正しいなんて一言で言えるわけない
正しいって
その人にとっての最適解
だと僕は思ってるんです
そう考えると
誰か1人が発表した正しいやり方なんて
大半の人には正しくないはずなんだ
でも、世の中には
正しいと言われるものを鵜呑みにする輩が
ぎょうさんいる
はあああ
正しいなんて自分で生み出せ
ポケモンって省かれてるやついなくね？
ポケモンやったことありますか？
どのソフトをやってた世代でしょうか、
赤緑
ダイパ
ブラックホワイト
とかとかとか
いっぱいありますねこう見ると
私はルビサファです
あなたはどれですか？
ポケモンの世界
前置きはこれぐらいにして本題
ポケモンっていっぱい種類いるじゃないですか
フシギダネみたいな癒し系とか
ニドクインみたいなかっこいい系とか
リザードンみたいな強い系とか
でもハブられてる子っていなくないですか？
適当に名前あげてみましょう
スマブラ最弱のプリン
この子は目がありえんぐらいかわいい
それだけで場が和みます
あと歌える、歌声が心地よい
会社で歌ったら仕事の邪魔になって仕方ない
でも幼稚園ならお昼の時間にもってこい
みんなでスヤスヤお昼寝です
オサボリのケッキング
特性のおかげで
2ターンに1回は仕事してくれない
こんな社員に週5で通わせようなら
そりゃ仕事しないから揉めますよ
でもフリーランスならなんとかなります
月のうち15日間だけで
収入がたりるように仕事を組めばよいのです
ポケモンバトルでもこいつに
ギガインパクトを使わせると
タイプ一致ですんごいダメージ入ります
しかも技の効果は1ターン休みなので
短所が消える
種族値最弱のヒマナッツ
ポケモンそれぞれには
ステータスの上がり方があります
同じ100レベルでも
フシギダネとミューツーに強さの差があるのは
このステータスの差です
ヒマナッツってこの点において最弱なんです
どれだけ努力しても
バトルで使う能力値は低すぎる
でもこの子の図鑑を見てください
ある あさ とつぜん ふってくる。よわいのを しっており しんかまで ひたすら えいようを ためこむ。
本人も進化しないと
って必死に頑張ってるんです
5歳の子供と、
20歳の大の大人を比較しませんよね？
そういうことです。
しかも、この子進化すると
けっこう活躍できるんです。
お日様が出てる下だと、
特攻が1.5倍になるし
ソーラービームなる技がためなしで打てるし
とけっこうダメージだせるんです
なんでハブられないのか
今まで癖の強すぎるポケモンを
紹介してきましたが
やっばりみんな大事なんです
で、なんで
みんな大事にされているかというと
ズバリ
強みを活かしてるから
に尽きるのではないすか
だって
プリンにスマブラで戦えって
言ってもなかなか難しいし
ケッキングにコンスタントに働けって
言ってもむりだし
まずむりです
でも、人間界ってこういうの多くないすか
小中高は
成績かスポーツができるとより
いい学校に通えたり
社会人は
営業成績っていう数字でしか
能力を測られなかったり
そりゃ
プリンもケッキングもヒマナッツも
活躍できないっすよ
実際問題、難しい
とはいえ、現実問題、
これを解消するのはなかなか難しい
社会の構造を変えなきゃいけないんですから
だから、もっと小さなことから
始めればいいと思うんです
あなたの横にいる人を
ちょっとだけでも認めてあげる
今日怒っちゃったことは
あの子にはそういう考え方があるんだと
考え直してみる
1日1回でも、1週間に1回でも
それだけで現実が住みやすくなると
思うんです。
ポケモンがこの世の中にいたら
やっぱりハブられる子が
出ちゃうだろうな、、、
ちょっとだけでいいから認めたいな
電車は人間性丸出しだけど、それを考えるひとは叩かれやすい
これを読んでるあなたが今
電車に乗っていたらなかなか面白い話題ですね
コミュニケーションを取りたくない私ですけど
それを補うためか
人を観察する力はそれなりにあります
例えば
隣の人が眠くて頭をこっちにやってきたとき
潔癖症だったら距離を置くでしょう
イライラする人だったら肘でこずくでしょう
他にも
おっさんだったらイラつくけど
かわいいお姉さんだったら
これでよしとするとか
たぶん、あなたみたいにコミュ力のない人は
そうもいかないからそのままにするでしょう
これだけでも色々わかるでしょ
他にも
イヤホンから音漏れしてる人への対処とか
端っこの席が空いたときに移動するかとか
優先席が空いているときでも座らないからとか
いっぱいあるんです
で、ポイントはこれをどう表現するか
コミュ力ある人は
インスタにあげたりラインのネタにしたり
明日の友達との会話に使ったりと
色々表現します
では、喋れないあなたはどうするか
たぶん、ただ胸にしまっておくか
ネットに書き込みするかでしょう
つまり、コミュニケーションできる人は
誰かと話を共有するから
同じ考えの人が増えていく
ってことなんです
反対に僕みたいな人は
観察しても表現する場がないから
なかなか共有されない
ゆえに、仲間も少なく
マイノリティ扱いされ非難の的になる
なんかこの構図よく見ますよね
フォロワーの少ない人が何か発言する
↓
アンチが多いから叩かれやすい
↓
世の中的にアンチ側が優勢になる
↓
さらにフォロワーが減る
だからコミュニケーションできないと
死に目を見るんですよ
生きづらい
コミュ力がないと死ぬ世界ってほんとなのか？
小中学校ではいじめられないためにコミュ力
高校ではウェイするためにコミュ力
大学では何かに属するためにコミュ力
社会人はヨイショするためにコミュ力
老後も孤独にならないためにコミュ力
コミュ力があれば楽しい世界が待ってるらしい
ですよ！
めんどくせえーよコミュ力
コミュ力あればそりゃ色んな人と関われるし
色んなことやりやすいかもしれないよ
でも
それができねーんだよ
それができねえからこうやって書いてんだよ
世の中には色んな人がいます
その中には
コミュ力の高い人もいれば
低い人もいます
なのに世の中は一律にコミュ力を必要とする
そんなはずないじゃん
コミュ力なくても生きられる世界あるでしょ
もう王権制度は終わったし
階級制度も終わったんだよ？？？
コミュ力ないのに自分を必死に押し殺して
コミュ力高い人に応戦する
そんな勝ち目のない戦いありますか？
もういいんですコミュ力で戦わないで
代わりに強いことを生かそう
そうでなきゃ勝ち目がない
私も勝てない
世の中がコミュ力ブームだとしても
それ以外にも絶対なんとかやりようはある
ここまで特に意味もなくただしんどいだけの
生活してきたんだからそれなりに意味は
残したい
コミュ力がなくても生きてもいい世界
作れたらいいな
帰路
終電の改札を出て家に向かう なにやら今日は足音いっぱい聞こえる
間隔の短い足長い足 音が高い足低い足 かけるように歩く足ふむしめて歩く足 引きずって歩く足ドンドン歩く足
いろんな足があってみんな素敵なの 夜はみんなの足が聞こえて素敵なの
でも全部が調和することなんてない 恐竜の時代も猿の時代も変わることがない
今朝は道端に草が生い茂っていた 身体測定みたいにみんな我先に背伸びしてた
でも、今はもう全部なくなってたんだ 機械でガーって無差別に刈られちゃったんだ
いつもの道をイヤホンもしないで歩く 帰り道はいろんな虫が合唱している
ミンミンゼミコオロギ あとはもうわかんない。 でも名もなき虫たちが楽しそうに歌ってるんだ。
その横をトラックが過ぎ行く。 轟音という無差別テロを携えて。
空を見ると無数の星が自己主張している どの星もみんな綺麗なんだよ 大きな星も小さな星も 白っぽい星もオレンジっぽい星も
玄関先にはコガネムシがいた。 合唱からはぐれちゃったのかな。 それともわざと一人でいたいのかな。 一人、ね、
星は上を見なきゃ見えないし 虫は下を見ないと見えない。 星は田舎じゃないと見えないし 虫は東京では邪魔者扱いだ。
みんな生きにくいのかな
多様性を認めるって無理じゃね
多様性とか、ダイバーシティとか
よく大事っていうじゃないですか。
でも多様性を全て認めるって
無理だと思うんです。
だって、多様性を大事にする思想にこだわると
多様性を認めたくないっていう思想を
潰してしまうから。
だから多様性を推進したいなら
一部の多様性を認める
に方針を定めるしかないのですよ
だからどこかしらで諦めないといけない。
どこで諦めればいいんでしょうね。
僕にもわかりません。
でも、世界をちょっと良くするには、
相手の自分と違うとこを
1つ認めるだけでだけでいい
と私は思います。
多様性を完全に認めることなんてできない。
だから、ちょっとずつ認められればいいな
って思うんです。
あったそれだけでいいな。
それだけで救われるなにかがあると
思うのです。
かすり傷だけでも死に至る
死ぬこと以外かすり傷
ってよくいうじゃないですか。
あれって合ってるには合ってるんですけど
ちょっと言葉が足りないなと思ってて。
死ぬこと以外 私にとっては かすり傷
でしょっていつも考えます。
そりゃ死ななければ
人生やり直せるかもしれないですよ。
でも、あの人の感じたかすり傷は
僕にとって致命傷かもしれないんです。
いじめとかわかりやすいです。
あの人がノリで言った悪口は
僕にとって死に至る呪文かもしれない。
なにげなくイスを隠されただけで
屋上から身を投げ出すかもしれない。
あなたにとって息を吸うぐらいの感覚は
私にとってジャングルで獲物を捕まえる
ぐらいの感覚なんですよ。
もちろん、逆もしかりですけど。
だから今度から
失敗しただけなら大丈夫だよ。
またやり直せるよ。
って言われたら、
私にとってはそれが死なんだよ
って言い返してやります。
てめえと私の感覚を同期するんじゃねえ。
