オリンピックを目指す訳ではないなら全力で練習するな。
今日を全力で生きましたか。
今日という1日の間にやれるだけのことを全てやりましたか。
できたあなたはほんとにすごいです。胸張ってください。さぞ毎日全力で生きているのしょう。
え、もしかして毎日はやっていないのですか。今日だけですか… もったいない…
1日を全力で生きるとは
僕の中の定義でしかないんですけど、全力ってのは今日やれるだけのことをやりきることをいうのかなって思ってます。
明日がどうこうっていうのはさておいてとりあえず今日やれるだけのことはやったって状態です。
例えば、学生時代のテスト勉強とかですね。
テストを明日に控えて、徹夜しながら暗記を詰めこむ。僕もやってました。あなたはどうですか。懐かしかったりするんですかねえ。
これって全力でやってると思いませんか。その日にできる勉強をその日にやりきる。何が何でもやらないといけないので集中力を最大限に高めて取り組む。
全力で生きるってこういうことだと思うんです。
1日を全力で生きるとどうなるか
メリット
メリットは当日あたりでのコスパがいいことです。
勉強を1日に詰め込んでやるので、その日に覚えられる量はかなり多いです。
なんでかというと単純に使ってる時間が多いからですたぶん。あとは、余計なものが間に挟まらないからですかね。友達とメールとかラインをしちゃうってこともそうそうないかと思います。(個人差あるかな…)
ここで重要なのは、このメリットは1日単位で見たときの話です。
デメリット
デメリットは2日以上で見たときに効率が悪いことです。(例外あり)
そうです。こういう全力って長続きしないんです。あなたは徹夜した次の日も徹夜して勉強していましたか。まずできないでしょう。
なぜなら、この全力は次の日以降を考慮しない行為だからです。次の日に眠くて勉強できないことを考えれば、適度な睡眠をとったほうが確実に効率的です。
もし、あなたが高校や大学を受験していればわかるかもしれません。あれは数ヶ月や1年をかけて勉強します。毎日徹夜しましたか。そんなわけないですよね。寝ます。人なので。
全力より継続
つまり、より大きな結果を出したいなら、全力を出してはいけません。継続が必要です。
でも、あなたは反論するかもしれません。毎日死ぬ気でやったから大成したひともいるじゃないかと。そうなんです。だから紛らわしいんです。
全力が継続できる強い人
昼営業の飲食と、夜営業の飲食のバイト、それぞれ8時間ずつを週6で半年間ずっと。ずーっと続ける。
まあ凡人ならむりです。あなたもめまいがするでしょう。でもいるんです。これをやってのけちゃう強い人が。
小説とか漫画でもちょいちょい出てきますよね。こういうタイプの人。つまるところ、毎日を全力で生きてもへっちゃらな人です。
さっきの反論を思い浮かべた人も、これを想定しているのでしょう。でも、残念ながらこれは反論としてはイケてません。だってあなたはそんなに強い人じゃないですよね。
いや、もちろんあなたが強い人ならいいんですよ。全力で毎日やってください。でもそんな強い人なんですかあなたは。強くないからこの記事を見ているんでしょう。
続けることの重要性
であれば、全力より継続を大事にしてください。全力ではなし得ないことが、継続なら得られます。もちろんすべてとは言いません。
オリンピックで金メダルとるのは難しいでしょう。さすがにこれはたぶんむりです。卓球の福原愛ちゃんをみてください。あんなに小さな頃から泣きながら毎日やっても、金メダルは取れてないんです。
だから、このやり方は天才が集うような場所に行きたいならむりです。
でも、そうじゃなくてもいいんだ。自分の中の目標を達成できればいいんだ。そんな人にはこのやり方は向いてます。全力より継続を大事にするやり方。
私だってそうです。1日あたり1時間だけでいいよ自分に言い聞かせてます。私はドラムが好きで、よく練習するのですが、それも最低1時間だけ練習したらおっけーってことにしてます。
1日に10時間とかやっても3日坊主では意味ありません。反対に、1時間を365日続けば365時間も練習できます。長期的に見ることがポイントです。
しかも毎日続けると習慣になってやるのが苦じゃなくなります。これを目指すといいと思います。
気楽にやっていきましょう。毎日。継続が大事です。強い人でないのであれば。
おまけ
楽器は1万時間やるとプロみたいになれると言われています。つまり、365時間を30年ぐらい続ければプロになれますね。
ぶっちゃけ僕はそれでもいいと思ってます。実際は1日に3時間とかやる日もあるのでもう少し早いですが、長いことには変わりありません。
30年楽にやり続ければ、こんな僕でもプロになれると考えるとなんか希望がもてます。
明日も頑張れおれ。1時間だけでいいから。